日本不動産研究所、第8回国際不動産価格賃料指数公表
日本不動産研究所は5月25日、2017年4月現在における国際不動産価格賃料指数の調査結果を公表した。これによると、世界14都市の中でオフィス価格の上昇率が最も高かったのは大阪だった。
国際不動産価格賃料指数は国際的な主要都市におけるオフィスとマンションの価格と賃料を日本不動産研究所の不動産鑑定士が評価し指数化したもの。
対象とされた都市は、東京、大阪、ソウル、北京、上海、香港、台北、シンガポール、クアラルンプール、バンコク、ジャカルタ、ホーチミン、ニューヨーク、ロンドンの14都市。
オフィス価格上昇率最大は大阪、投資利回りの差が要因か
日本不動産研究所のデータによると、今回の調査でオフィス価格の上昇率がトップだったのは大阪で前回の調査よりも3.7%のプラスとなった。これまで5期連続で上昇率が最も高かった東京はプラス1.8%にとどまった。
日本不動産研究所では、東京のオフィス価格上昇鈍化は、投資利回りが過去最低の域に達したためとし、大阪では東京よりも利回りが高いことが上昇につながったとしている。
ニューヨークのオフィス価格の上昇率は、プラス0.3%と頭打ち状態となっている。ロンドンではマイナス1.6%となり、前回調査と同様に最も下落したが、下落率は縮小した。
マンション価格上昇率、北京プラス20%、東京はマイナス
マンション価格では最も上昇率が高かったのは前回に続き北京となり、前回調査時よりさらに20%も上昇した。東京では前回よりマイナス0.1%、大阪では1.7%の上昇となった。
(画像は一般財団法人日本不動産研究所 ホームページより)

日本不動産研究所 第8回国際不動産価格賃料指数
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