当時では珍しい「メゾネットタイプ」のマンション
日本初の民間分譲マンション「四谷コーポラス」。築61年を迎えるにあたって、今年3月25日、管理組合によって建て替え決議が成立、5月には全員合意となった。
旭化成不動産レジデンス株式会社は2017年5月30日、この「四谷コーポラス」の事業協力者として参画することを発表。9月より解体工事に着手し、2019年の再建マンション完成を目指す。
1956年(昭和31年)に竣工された「四谷コーポラス」は、日本で初めて民間企業が販売した分譲マンションとされており、1962年に施行された区分所有法以前の建物だ。
当時珍しかった「メゾネットタイプ」の間取りが採用されており、2・3階には玄関がない作りになっている。この設計により、間口が狭く横に長い敷地でありながら、共有部をコンパクトに、住戸内は豊かな空間を創出するなどの工夫なされている。
建て替え後は小規模マンションに
所有形態や共用部の管理責任などがまだはっきりとしていない時代に、民間による運営管理がなされ、住宅ローンが一般的ではない頃から割賦販売が導入されるなど、マンション販売の先駆けとなっている。
建て替え・大規模修繕などの検討会は2006年よりスタート。途中、東日本大震災をきっかけに耐震性の弱さが懸念され、給排水管の老朽化などの理由からも、建て替えを中心に検討することとなった。
建て替え後は敷地規模が限られた小規模マンションとなる計画だが、四谷駅から徒歩5分という好立地や長年暮らした住まいへの愛着から、区分所有者の大半は再建後のマンションに住み続けることを前提に計画。
そのため、住宅メーカーが創るマンションという強みを活かした、オーダーメイド性の高い住戸プランニングを予定している。詳しくはウェブサイトで。
(画像はプレスリリースより)

旭化成ホームズ株式会社・旭化成不動産レジデンス株式会社 プレスリリース
http://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/press/