高齢化社会におけるホームシェアリングの実態
コミュニティー・マーケットプレイスのAirbnbは、日本を含む40カ国、計約38,000名のホスト(空いている部屋を貸し出す人)を対象にメールにて統計調査を実施した。
総務省統計局の人口推計において今年6月現在、国内に65歳以上の人口の占める割合は26.8%となっており、今後も増加傾向と予想されている。
調査結果として、「シニア・ホストの概要」「シニア・ホストの特性」「ホストをする理由」を公表した。
シニア・ホストの概要
60歳以上のシニア・ホストの数は、他の世代を上回る235%増のおよそ900人で、急成長していることが分かった。
また、退職者や無職の人が36%を占め、退職後の人との交流に役立っている。
シニア・ホストの特性
自宅空室などの個室の提供が70%と、子どもが独立した後の部屋などの有効活用が考えられる。
地方都市は比較的ホスト数が少ないが、シニア・ホストの比率は高くなっている。中でも和歌山県田辺市はユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれる街として有名であり、同市のホスト数の27%を占め、第1位となった。
年代別の評価において、「おもてなし」について最高評価を獲得している。
ホストをする理由
約3割が家計を支える収入源と回答している。年金だけでは経済的に不安があるため、自宅の空室が収入源になれば、安心材料が増える。
今後の展開
高齢者の三大不安と言われる、健康不安、経済不安、孤独不安について、ホストをすることで解消され、生活が豊かになると考えられる。
シニア層は、地域の特性や慣習に詳しい人が多く、コミュニケーションをとる中でその地域の良さがゲストを通して、多くの人に伝わっていくことも考えられる。高齢化社会となり、退職者の新しい活躍の場、遊休資産の活用となることが期待される。
(画像はプレスリリースより)

Airbnb ホームページ
https://www.airbnb.jp/