2017年通年の投資額は、3.7兆から3.9兆円程度
ジョーンズ ラング ラサール株式会社は、5月11日、日本における商業用不動産投資を分析したレポート『ジャパン・キャピタル・フロー 2017年第1四半期』を発行した。
同レポートは、4月20日に速報版がリリースされており、今回のリリースはその確報版。日本の不動産投資額は1兆2600億円に達し、2017年通年の投資額は3.7兆から3.9兆円程度になると、同社は予測している。
投資額40億ドルで東京都内が世界第3位に
同レポートによると、世界的には不動産投資額が減少している中、日本の投資額は前年比15%の増加を記録。また、世界の都市別に投資額を比較したランキングでは、東京都内が投資額40億ドルで世界第3位に入っている。
東京都内の投資額は、2016年通年では世界6位となっていた。しかし、都心部で大型オフィスの取引があったことや海外都市での投資額減少を受け、順位を上がっている。また、みなとみらいセンタービル・三菱重工横浜ビル・横浜ブルーアベニューなどの大型取引が相次いだ横浜も、15位にランクインした。
海外投資家による日本への投資額は、2300億円。前年同期比で71%の増加であり、海外投資家の動きが再び活発化していると同社は考察している。
東京以外の都市へ投資需要が波及
日本国内を見た場合、投資需要は東京以外の都市へ波及し続けていると同社は分析。特に東京都以外の東京圏の物件に対する投資額割合は33%%となり、前年比でさらに拡大している。
日本の商業用不動産投資額は、2015年および2016年と2年連続で減少した。しかし2017年第1四半期は、前年同期比で2ケタの成長を達成し、大型取引も散見されるなどポジティブな要因も増えていると、同社は考察している。
(画像はプレスリリースより)

[確報-2017年第1四半期] 日本の不動産投資額は前年同期比15%増の1兆2600億円 - ジョーンズ ラング ラサール株式会社
http://www.joneslanglasalle.co.jp/