事業用賃貸不動産市場その動向と相場2017Q2発表
CBREは6月20日、「賃貸不動産市場その動向と相場 2017Q2」を発表した。これによると東京グレードAビルの空室率は4%台へと上昇した。
CBREの調査では、2017年3月期の東京グレードAビルの空室率は4.2%で、2016年12月期に比べ1.4ポイント上昇した。空室率上昇要因についてCBREでは、複数の新築ビルが大型空室を抱えたまま竣工したためとしている。
大型空室を抱えたまま竣工するビルが増加
CBREによると大型空室を抱えたまま竣工するグレードAビルは増加傾向にあるという。
これは、テナント動向では拡張需要が根強いものの、企業のコスト意識の高さが移転などの意思決定を鈍くし、賃料水準が高い新築グレードAビルではリーシングに時間が掛かっているためとしている。
増加する供給量
新規供給される東京グレードAビルは2017年に約8.7万坪、2018年にはこれまでの年平均を大幅に上回る16.9万坪が予定され、このうち10万坪は丸の内・大手町エリアに竣工予定となっている。また、2019年以降も供給量は過去平均を上回る見込みだ。
賃料のピークは2017年下期?
CBREでは、これらのことから、グレードAビルの賃料は2017年下期を目処にピークを迎え、その後は緩やかに下落すると予見している。
(画像はCBREホームページより)

事業用賃貸不動産市場その動向と相場2017Q2 東京
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